現在、歯医者で治療しているものの、治療が長引いている、何度入れ歯を調整してもらっても一向に治らない、
治療後の痛みがいつまでも取れないなどで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そのような場合に、違う歯科医師に相談できるのがセカンドオピニオンです。
(※保険適用外 当院の料金は22,000円/60分・11,000円/以後30分毎となっております)

セカンドオピニオン外来

セカンドオピニオン外来とは?

セカンドオピニオン外来は、現在通院している歯科医院とは別の立場から意見を仰ぎたい時に利用することができるサービスです。診断内容や治療法に関して意見・判断を提供し、今後の治療の参考にしていただくことを目的にしています。主治医や通院先を変えるのではなく、現在の治療に関してご相談をしていただく場になります。

セカンドオピニオンのメリットは?

セカンドオピニオンを求めることによって様々な医師の意見を聞くことができます。一つの症状に対する治療方針や治療内容は、歯科医によっても様々ですので、違う立場・観点からの考え方を聞くことで、治療を受けるかどうかの判断や治療の選択肢の幅を広げることに役立ちます。大切なことは、どの治療法にもそれぞれメリットとデメリットがあり、患者さんのニーズによってベストな選択肢が異なるということです。

どんな時にセカンドオピニオンを求めるの?

セカンドオピニオンを求めるのに明確な決まりはありませんが、「抜歯が必要」と言われた場合や、望む治療が受けられないと診断された場合、インプラント、矯正、保険外の入れ歯などの高額な自由診療の場合や、非抜歯治療、歯周外科治療、歯周補綴治療、特殊義歯、難症例の入れ歯の治療などについて相談したい場合に求めることが多くなっています。自分が希望している治療と、歯科から示された治療方針・治療内容が大きく異なる場合に、セカンドオピニオンを求める意義があります。

こうなる前にセカンドオピニオンへ

治療を始めてから歯医者さんが提示する治療方針が自分の希望と合わずに、途中で治療を中断するケースも見られます。診療途中での転院はかえって歯を痛めることも少なくありません。できれば同じ歯科医院で最初から最後まで診てもらうことが理想です。信頼のおける治療方法だと信じられるようにする意味でも、治療の中断や、折り合いがつかなくなる前にセカンドオピニオンを求めてみてください。

セカンドオピニオンを受ける際の注意

セカンドオピニオンはいろんな医師の意見を聞くことによって、より自分の目的に合った治療方法を探すことが目的です。自分の意見に賛同してくれる歯科医院を探すものでもありません。セカンドオピニオンという名のもと、ドクターショッピングをされる患者さんがいらっしゃいますが、歯科治療といえども早期発見、早期治療に越したことはありません。歯科医院選びに奔走するあまり、状態がさらに悪化しないように気をつけましょう。患者さんの希望を聞き入れてくれるということは大切なことだとは思いますが、それが医学的に見て正しくない方法であるならば、それを患者さんに伝えることも歯科医師の役目と考えます。

歯を治療するには現在の状況を検査した上での診断が必要です。歯科医師は治療方法の選択肢は提示しますが、治療方法は自分自身で決めなければなりません。そのため、まずは現在の状況を含め、各治療方法の良い点、悪い点、いずれも説明してくれる歯科医師でセカンドオピニオンを選ぶことが大切です。